2019年1月1日火曜日

2019 年賀状

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
後期高齢者の仲間入りをして自動車免許も返上。「年賀状をやめ」てもよい歳には少し早いけど、趣向を変えてこれからは雑談便としよう。なら一生楽しんで書けるかなと勝手に思い立ちました。
音楽の感動を求めて70年近く。飽きもせずに追い続けてきました(勉強には至らず)。シューベルトは「未完成交響曲」を高校時代25cmLPからでした。「第9番ハ長調」は大学時代にフルトヴェングラーの指揮で壮大な表現にショック。弦楽四重奏曲「死と乙女」のレコードを買うときに鼓動が高鳴ったこと、裏面に「鱒」が何げなく付いてきた。「大公」よりも「アルペジオーネ・ソナタ」が淡々と心に響いた。「冬の旅」はむしろディースカウの声を聴いたし、「白鳥の歌」はプラターズの「マイセレナーデ」で意味を知りました。ピアノ曲はブレンデルではいり、「シューベルト弾き」という言葉と演奏家の信条の違いを知りました。D899の「即興曲」ではホロヴィッツの語り口(?)に心を打たれた。
まだまだありますが、昨秋「幻想曲D940」でデュオ・クロムランク(1994)に出会ってまた急カーブ。実はこれが今回話題にした理由です。

Schubert - Piano Works for Four Hands / Fantasie D.940.. (Century’s recording : Duo Crommelynck)
https://youtu.be/l3bVcUWUP9I

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