2007年11月23日金曜日

クラリネットの名曲

また良い曲に出会いました。
コープランドの「クラリネット協奏曲」
音楽評論家の呟きがきっかけで聴いてみたのです。 クラリネット独特の音色がさえています。
 昨年、SMDの先輩から贈られたCD、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を思い出しました。その第3楽章「鳥たちの深淵」です。クラリネットの名曲はほかにもありますが、この二曲は特に生演奏で聞いてみたい。しっとりしたツヤのある音色をナマでじっくり聴きたいとつくずく思います。が、なかなか機会がないでしょうね。
 コープランドについては、「アパラチヤの春」や「ビリーザキッド」が有名ですが、あまり聞いた覚えがなく、これを機に少しまとめて聴きました。近いうちに歌曲集「アメリカの古い歌」のCDが来ます。これがさらに次にどんな連鎖を生むのでしょうか。

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

はじめまして。クラリネット奏者のまいこといいます。現在アメリカ・ヒューストンのライス大学というところで、博士課程をしています。

この木曜に、世の終わりのための四重奏曲のプレゼンテーションをするため、いろいろ情報を探していたら、こちらのサイトにたどり着きました。

実は、先週この曲を全曲演奏したばかりです。演奏する側も聴く側も、神秘的な雰囲気につつまれ、50分にもなる長い曲なのに、誰も身じろぎすらせず、完璧な静寂の中で、メシアンの音楽を通して時を共有する、他の曲ではありえない、すばらしい経験でした。

終演後はスタンディングオベーションをいただき、中には泣いている方も。

録音ももちろんよいですが、もしも機会があれば、ぜひぜひライブで聴いてみてください。

近くなら「鳥たちの深淵」出張演奏するところですが、ヒューストンは日本からはちょっと遠い。。。(笑)

でも、クラリネットの名曲をこうやって認めてくれる人がいるんだなぁって嬉しくなってコメントしてしまいました。

クラリネットは独奏楽器としてはあまり知られていないけれど、実は、たくさん名曲があります。そういう隠れた名曲をもっとたくさんの方にお届けするために、日々がんばって勉強中です。

いつかお目にかかれるといいですね!