数ヶ月ぶりの投稿ですが、音楽のほうはずっと聴き続けています。それらをあげてみます。
そのほとんどが教会音楽ですが、
ヘンリー・パーセル(1659-1695)の声楽曲をいろいろあさっていて、同じイギリスの作曲家、
トマス・タリス(1505-1585)の「エレミヤの哀歌」を聴き、さらにその他の曲をいくつかを繰り返し聴きました。
フランソワ・クープラン(1668-1733)の「テネブレの朗読」。第1番”預言者エレミヤの嘆きが始まる”、第2番”そして一人の娘が進み出て”、第3番”敵はその手を下ろした”。特に第3番のカウンターテナーのデュエットがきれいで聞きやすい。エレミヤつながりですが、基になっている旧約聖書を調べたくなります。
もうひとつはジャコモ・カリッシミ(1605-1674)のオラトリオ「イェフタ」。オラトリオの形式がここから始まるという。これも旧約聖書の物語をもとにしていますが、歌詞の言葉がわからずあらすじを元に曲を聴くだけなのですが、20数分の中での悲劇的盛り上がりが惹きつけます。
16-17世紀の音楽。曲の解説書にでてくる宗教各派の勢力変動のはなしに、中学・高校のころの教科書に出てきた年表や単語を思い出しながら音楽に重ねています。
諸国を巡るだけでなく、時代を遡る旅も加わって、気ままな音楽めぐりになりました。
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