一つは「スカルラッティのソナタ集」アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud)のピアノ。なかなかスマートな演奏で、予想どおりでした。YouTubeでこの人をクローズアップしたのですが、惹かれたのはシューベルトの即興曲 作品90-3です。ロマンチックなタッチがなんだか呼吸に合う。しかもそれが映画に使われていると知って少し胸騒ぎ。 「愛、アムール」(AMOUR)のテーマ曲にもなっていると知って、調べ始めました。 封切りから間もないこともわかり、さらに連休中に近くの町でかかるのです。これはもう観に行かないわけにはいきません。「男と女」以来久しぶりに見るジャン-ルイ・トランティニアンの姿も楽しみというオマケ付きです。
この人の弾くクラブサンは音色から違う。
よく見ると、使用する楽器の名前がそれぞれ書いてあって、昔の名器のようだ。角のないやさしい音はそこからきているのだろうか。ハープシコードの曲をいろいろ聞いても、いつも棚から探し出してはこの人の演奏に帰ってきて口直しをする。殊更味わい深くて安心する。
https://www.youtube.com/watch?v=PHF6GkfqWPY
が、やはりあった。
しかも数万円する他の人の演奏の5~6分の1の値段です。飛びつく思いで注文となった。
イタリヤにスカルラッティ、フランスにクープラン、イギリスに(?)ヘンデル、そしてドイツにバッハ。ほぼ同じ時代の人たちです。もう一人フランスにはラモーがいる。
写真は我が家玄関口に今が盛りです。
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